ウチのワンコアルは、2005年我が家の家族になりました。下の子が欲しがったことと、上の子の慰めのために。
子ども達が家を離れ、私も忙しくなると、あまり構わなくなり、寝てばかりでおとなしくなっていきました。名前を呼んでも反応しないし、耳も遠くなってきたようです。目も、電柱にぶつかったりして、見えなくなってきてるのかなと思うようになりました。階段も上れなくなったり、また、食も細くなってきたり、腎臓の数値も悪くなってきたりと、年だなと思うようになっていきました。(数年前からオムツ生活も始まっていました。)
今年16歳。一応トイプードルの平均寿命は過ぎ、あとどれくらいなのだろう。と、少しずつ先のことを考えるようになりました。
それが、今年3月末に腕、指を痛めて、家事ができなくなった下の子が療養のためウチに戻ってきて、何もできないこともあり、日がな一日ワンコに構うことになりました。話しかけ、写真を撮り、なで、芸を仕込み直し・・・・・
すると、食欲も食事を要求するまで戻ったり、昔よくやっていた、ソファーをガリガリ掘る真似をしたり、しばらくやっていなかった芸をするようになったり・・・・ものすごく反応が良くなり、元気になっていきました。
今、コロナ禍で、老人ホームにはいっている親と面会ができなくなり、その間に、認知症が進んだという話をよく聞きますが、刺激が少ないと、認知症が進む・・・・
ワンコも一緒だ!と思いました。あまり、遊んであげなかったから、認知症が進んでいたのかもしれません。子どものおかげで、気付かされました。
さらに介護という点で、夏場、多飲多尿の症状が出てきて、夜、ハウスから出して、飲み水の世話とおしっこの世話をしなければならなくなりました。吠えるので起きざるを得ないのです。犬でさえ、おしっこをさせるために起きることは大変だです。人間だったら、もっと大変なのだろうと、介護のほんの一部の大変さを想像しました。介護をしている方、本当にお疲れ様です。
ワンコも、人間も介護の基本は同じなんですね。
たくさん話しかけ、刺激を与えることが認知機能の低下を防ぐんですね。
今、娘が帰ってしまって、刺激を与える人がいなくなってしまったら、最近、また、寝てばかりになりつつあり、いけないなあと反省します。でも、あのかまい方は、私にはできないなあとも思います。
アル、お願いだから、夜は寝させて。
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